働きたい企業と求めている人材

去年も発表された「働きたい企業ランキング」ですが、やはり上位に挙げられる企業は決まってきています。
実際に就職できた社員に意見を聞いてみると「安定」がキーワードになってきているようです。

しかし、積極的な若者が少なくなってきているのも事実だそうです。
なので、就職先を探すときに注目するところとして、「安定」の他に「社員同士がうまくいっているか」「海外への転勤がないか」などもあるそうです。

しかし多くの企業は海外進出を狙っているため「語学力」の強い人を欲しがっていますが、若者は海外に行きたくないと思っているので、外人や帰国子女などを内定するパターンが増えているようです。

そして、日本の若者は就職難になっていくのもあるかもしれません。
現在就職に対して悩みのある人は、自分の希望通りの仕事を探すのはとても困難になっているので、ある程度積極的にいろんな仕事にチャレンジしていく意欲も必要かもしれません。

就職難が解っていながら、就活をし続けることに果たして疑問を感じないのでしょうか。
恐らく長年の教育体系が、固定観念を生んでいるのではないでしょうか。
起業はリスクがある、資金繰りが大変である、といった起業すらしたことのない人の意見を聞いてしまう事はナンセンスですね。

就職だってリスクはあるじゃないですか。
就職できないというリスクが。
妥協してブラック企業で我慢しようという、間違った考え方も生まれつつあるようで怖いですね。

よくリサーチしてから転職を

最近よくブラック企業という言葉を聞きます。
私の友人にも、「転職先がブラックだった。」と言っている人が居ます。
割とテンポよく転職をする私としては、「じゃあ、辞めればいいしょ。」と返答するのですが、
なかなか辞められない。との事。
しかも友人は正社員では無いのです。

それなら、なおさら辞められない理由が私にはわからないのです。
その会社は美容関連の会社で、友人はエステティシャンとして働いています。
入社3ヵ月間は見習いで、その後社員途用アリという条件の下、入社したそうです。
その会社の化粧品も買って使わないといけないらしくて、社割はあるとしても、出費もあるとの事。
すでに入社して1年以上経つのにも関わらず、契約社員でストップしているらしいのです。
当然、賞与もなく、仕事柄残業が多いのに、月収は14万程度。

その友人とは、昔、官公庁の臨時職員をしている時の同僚で、半年ほど一緒に働いた仲でしたが、その時の給料でさえ、手取りで13万ほどありました。
もちろんフルタイム残業無しです。
公務員と民間企業を比べてはいけませんが、ちょっとおかしいんじゃないのかな?と思いました。
元々、首都圏でエステティシャンを5年程やって、最終的にはこの地元で個人開業するために戻ってきたとの事なので、働いて企業資金を貯めるつもりが、なかなかうまく行かなくて困っていました。
私の友人関係は、公務員か社長業をご主人に持っている方が多いので、あまりブラック企業という言葉は身近で聞くことはなかったのですが、現実にはあるものなんだなと思いました。
ちょっとネットで見てみると、こういう体質の会社は沢山あるようで、IT関連の下請け企業や、サービス業関連には多いそうです。
就職を決める時は、焦らず下調べをよくしてから受けることが大事ですね。

会社と自宅の往復

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