料理
料理をすることって、次々と新作のイメージが広がりますよね。
料理から言葉が浮かんでくることもあれば、心が軽くなることもある。
どこへ行っても、最初にチェックしてしまいがちです。
大体の場所では料理の話題はバスレが無いですし、人の歩く音、話し声、ドアやレジの音、エアコンの音など気にならないぐらい、料理についての話に夢中になることもあります。
だからこそ家庭料理には気を使いたいですよね。
カロリー重視なのか、彩りも気を配りたいのか、あまりに豪華なメニューは避けたいとか、そのこだわりもイロイロあるでしょう。
特に最近は「そば」に凝ってます。
そばには、白っぽい「更科そば」や、黒っぽい「やぶそば」に「田舎そば」があります。
それらの違いはなんでしょう。
更科そばは、そばの実の中心部分だけをひいた粉で作ったそば。
やぶそばは、殻を取り除いたままのそばの実をひいたものでつくるそばだそうです。
お米に例えると、更科そばが白米で、やぶそばは玄米、と言ったところでしょうか。
田舎そばに至っては、殻つきのままなので、さらに黒っぽいそばになるそうです。
他にも、「二八そば」や「十割そば」と言うのも見かけます。
二八そばは、小麦粉が二割、そば粉が八割でつくったそばです。
小麦粉はつなぎとして使われています。
地域によっては「十一そば」もあります。
そば粉が十割に対し、小麦粉が一割です。
十割そばは、そば粉100%。この場合、お湯でこねてそば本来の粘りを引き出すことで、麺がつくられます。
地域限定のそばも味わいたいですね。
明石焼きの記憶
生まれて初めて明石焼きを食べたのは、明石でではなく京都であった。
高校の修学旅行のことだ。
高校の修学旅行は、学生達が班に分かれ、行きたい所を計画立てして各々回るという、学生の自主性に頼ったものだった。
言ってみればずっと自由行動ということだ。
私はこの修学旅行中の記憶がほぼない。
おそらくは、観光地という観光地に足を運ばなかったゆえであろう。
それでも、たった一つ覚えているのがこの明石焼きのことである。
友人達はどうやら名物のにしんそばを食べたかったようである。
私は当時魚貝が苦手であったので、そばににしんが入っているなんてもっての他で、何とか違うメニューになったらいいと思っていた。
それが、幸いなことににしんそばの名店とガイドブックに書いてあるようなところは、どこも人が一杯だったため、どうやらにしんそばは諦められたらしい。
それで、昼食のために付近をぶらぶらして、どういう訳か明石焼きのお店に入った。
今でこそたこ焼きも色々なバリエーションがあるが、少し前までは、たこ焼きはソースで食べるもの、というイメージが自分の中にあった。
だから、だし汁のなかにたこ焼きを浸して食べるなんていうお洒落な食べ方は、ついぞ聞いたこともなかったから驚いた。
そして食べてみて更に驚いた。
なんて美味しいのだろう。
屋台で食べるような、あのスナック感覚じゃない。
なんだかもっと、川床料理文化の土地で食べたからか、もっと高級なもののような気がした。
そもそも我が家でだし汁をとるなんてことは、茶碗蒸しを作るとき以外ないのだから、高級である。
それ以来、すっかり明石焼きが大好きになった。
是非もう一度そのお店に足を運びたいと思っているのだが、いかんせん店の住所も名前も覚えていないのだ。
せめて日記をつける習慣でもあればよかったものを、と後悔しても先に立たずである。
鶏肉の精肉注文受付は食肉卸から
美味しいお肉の調達だけでなく商品開発・取り扱い方法など店舗運営のサポートまで一貫サービス
meat-kimura.co.jp/