ワークライフバランスって難しい

オフィスレディのワークバランス

生活と仕事を無理なく両立させるという趣旨のワークライフバランス。
少しずつ導入する企業が増えているようですね。
優秀な人材を確保し、生産性を向上させるということらしいですが・・・
たとえば短時間勤務制度、この制度を利用すれば、会社と相談して仕事と生活の状況に合わせて勤務時間や出勤日数を決められるというもの。
月トータルでの出勤日数や勤務時間が短くなった場合の賃金の変化はどうなるのか。
経営者と労働者、どちらの視点で見るかによってかなり事情は変わりそうです。
先日は、広島県知事が育休をとるといって物議をかもしていました。
大阪府知事が噛み付いたとか、広島県知事がいなしたとか・・・
生活とのバランスで配慮が必要なのは育児か介護が多いんでしょうね。
少子化対策とも絡み合い、母親に対する理解は徐々に深まっていますが、
幼児を抱える父親の世代は、ちょうど会社でも一番活躍する年齢にあり、対応は分かれるように感じます。
そうなると、仕事と私生活のバランスをとるためには、生産性の大幅アップが不可欠であり、能力の低い人や結果が出せない人は結局のところ職場がないのではないでしょうか。

仕事をする意味働くという意味

三度の飯よりも旅行が好きな私。
将来は、海外に行って働いたり、日本と外国を行ったり来たりするような仕事をしたいと思っていました。
だからと言って、はっきりとした目標や将来の夢のような強い想いはなく、ただ漠然と理想を思い描いていただけです。

そんな中途半端な私ですから、この道一本で行くということもなく、かなり道草を食ったり遠回りをしながら生きてきたように思います。
今思えば、はっきりとした目標や夢が無いから、挫折しやすく飽きやすかったのだと思います。
人生の迷子と言っても良いかもしれません。
どんと構えて働くことができなければ、何処に行ったら良いのか分からず不安になってしまうのです。
それでも、私だからこそ見えてきたものも一つや二つはあるはず。
多くの職場を経験したからこそ、色々な体験もできましたし、様々な種類の人間にも会えたのではないかと思います。
それは私の肥やしとなって、逞しく生きる「何か」になっています。
私は今、本当にやりたいと思うことを仕事に出来ています。
仕事ですから、もちろん大変なこともたくさんありますし、何よりも優先して頑張らなければならない時もあります。
でも、今までの仕事とは違う、何か深い所からワクワクしてくる感情があります。
そして、負けたくはないと強く思うのです。
好きなことを仕事に出来ることは、本当に幸せなことだと思います。
それがたとえ高い収入にはならなくても、細胞がイキイキしてくるのが分かるのです。
仕事とは、働くという事は一体何なのか、やっとようやく少し分かってきたように思います。