毎日ラジオ体操
近頃発症した四十肩にはラジオ体操がいいらしい、と友人に教えられ、久しぶりに家でやってみました。
子どものころには学校で何十回、何百回とやった体操なので、なんとなくは覚えているんですが、でも、最初から最後まで順番どおりの動きは忘れてしまい、インターネットの動画でチェックしてみました。
私が見た動画の体操が正式なものだとは思うんですが、私が覚えていたものとはちょっと違っているような気もします。
私が間違って覚えていたんでしょうか。
画面の中で模範を見せている「体操のおねえさん」たちがあまりに綺麗に体操しているので、違って見えるだけなのかもしれません。
とにかく、「体操のおねえさん」たちを真似て、しばらくはラジオ体操を日課にしてみます。
そういえば昔、小学校の頃でしょうか、ラジオ体操をやれと言われて、ひととおり終わったところで先生が「疲れた人は?」と問いました。
そもそもラジオ体操で疲れる人なんていませんので、全員、無反応だったところ、突然その先生は激怒し始めたのです。
真剣にやっていないということで。
このような理不尽な教師は、昔から居たものですが、ちょっと論点というか何を言いたいのか誰も理解出来ず、終始重い空気で体育の授業が過ぎていったことを思い出します。
ラジオ体操はウォーミングアップという認識を持っている人がほとんどでしょう。
しかし、妙な先生には参りましたので、反面教師としています。
ラジオ体操の奨励
人生の中で何度か、ラジオ体操を強要される機会があった。
小学生時代は夏休みに学校からラジオ体操カードを渡され、広場に同じ地区の子どもたちが集まって体操をする。
そういえば高学年の時、ラジカセと専用のハンコを持って広場に行き、体操をした後みんなのラジオ体操カードにハンコを押す係をやった。
通っていた専門学校でも朝に先生たちがラジオ体操をしていて、生徒はめったにやらないがこの時もラジオ体操に参加するようにという名目があった。
さて、社会人になってからはしばらくラジオ体操に縁がなくなっていたが、ある時の転職先で、午後の就業開始前に所内放送でお昼のラジオ体操放送が流れ、久しぶりにラジオ体操をさせられる機会があった。
久しぶりにやったらずいぶん疲れた。
仕事をするようになり、多忙にかまけて運動しなくなりそれだけ体がなまっているのだと実感した。
少し体重が気になり始めていた頃だったのだが、ラジオ体操の日課ができたらジワジワと数キロ痩せたのがとてもよかった。