懸賞
懸賞と聞いて忘れない出来事がある。
それは大学3年の夏の夜のことだった。
母親がワタシ宛に電話が入っていると知らせに来た。
急いで電話に出ると、受話器の向こうでは大音響と歓声が響いており、受話器から聞こえてくる女性の声は、ワタシが大きな懸賞に当たったことを告げていた。
「おめでとうございます。ハワイ旅行1週間にご当選されました。」
私は何のことか自体が把握できずにしばし呆然としていた。
「このご当選を受けられますか、すぐにご出発の準備をしていただくようになりますが」
またまた、その直後受話器の向こうで爆笑が。
中学のときの同級生の手の込んだいたずらでした。
あまりにもくだらないので、掃除で気分転換。
家の家具やゆかなどよくきれいに掃除していますが、パソコンの掃除をよくしている人が少ないでしょう。
一見あまり汚れていない感じですが、キーボードの隙間によく見たら、ほこりがいっぱいでしょう。
また、使っている時あまり気づきませんが、シャットダウンしたら、スクリーンのほこりも無視できない存在です。
特にパソコンはほぼ毎日使うもので、キーボードにほこりが多くなると、細菌も多くなります。
ほこりはパソコンの寿命に影響を与えるほか、パソコンをやりながら食べ物を食べている人も多いでしょう。
細菌を食べてしまったら、体にも影響を与えます。
なので、柔らかいブラシやパソコン専用の洗剤などでキーボードやスクリーンなどをよく掃除したり、またはヘアードライでホコリを吹いてパソコンの清潔を保ったりしたほうがいいと思います。
あふれかえる懸賞
世の中には「懸賞」が溢れ返っている。
ハガキで応募することを趣味としている人もいるぐらいだから、その人気は絶大なものがある。
タダで手に入るという卑しい気持ちは、応募者には微塵もないが、企画者には個人情報が手に入るので、その価値は高い。
このようなカラクリを理解している人は、いったいどれぐらいいるのだろうか。
これこそ、学校では決して教えてはくれない、初歩的なマーケティングのひとつである。
タダをエサに、本来、売りたいものをPRするための個人情報を入手する術は、昔からある手法であるにも関わらず、いつでも盛況なのは、やはり「タダ」という強烈な物欲を刺激する最高の方法なのだろう。
だから事業主でも、タダで価値あるものを手に入れようとする人がいるわけだ。
実際に、タダで第三者が価値あるものを提供するわけがない。
貰った方としては、価値があると言うだろうが、そう言わなければ体裁が悪いから言っているだけのことで、その価値判断に説得力や信憑性は無い。
ビジネスである以上は、どこかで利益を挙げなければならないわけで、タダに群がる人の中から単に金を払ってくれる客を探し出しているだけのことである。
綺麗ごとを言っても仕方がないが、これが事実である。
ただし、粗悪なサービスは企業のイメージや信頼性を損ねるので、ある程度のモノを提供しているだけである。
タダで貰った腕時計とお金を出して買った腕時計、どちらを友人・知人に知らせることが出来ますか?
ツールでも、タダより有料バージョンが使われている理由があるわけです。