受験・進学
昨今の受験と進学事情はかなり様変わりしている。
推薦入試・一般入試では学生の確保がままならない大学が増え、AO入試などによるいわば青田狩りまがいの確保合戦が繰り広げられている。
高校進学率や大学進学率がこれ異常ないくらいの高さになり、今後の伸びは期待できないばかりか、少子化による受験生の減少も歯止めが利かない。
それぞれ大学で趣向を凝らした、オープンキャンパスや入学説明会を実施しているが、すでに大学によっては、定員割れで存続の危機に立たされている。
萌え系のキャラクターを作り上げで学生を集めていた大学もあったが、何を目的として入学しようとしているのか、応募する学生の思考の程度が知れることになる。
同時に、大学側も大学運営に必要なコマとカネ、つまり学生とその親の獲得しか見ていないのである。
そのような軽薄短小な学生マーケティングを標榜する大学に、経営学やマーケティングの教授がいたとしたら、それも程度が知れることが明らかではなかろうか。
まあ、他人事なので、大学がどうなろうが、学生が将来どうなろうが知ったことではないが。
どちらかと言えば、安易に大学が乱立しているお蔭で、ビジネスの手段として学校運営をしていると思われても仕方がないような雰囲気すら感じられる。
こんな話を延々と聞かされた受験生を持つ私としては、批判ばかりでは無く、進むべき道を少しでも子どもたちに示してあげようと思った。
英語が話せたらかっこいい便利
私は中学生から英語を勉強し始め、真面目にやってきたおかげで英語が得意科目になり、進学高校へ進むことができ、また大学も有名私立大学へ行くことができ、英語の授業のクラスでは上の方のクラスで勉強しています。
なので文法やリーディング、ライティングはそこそこできると自負しています。
しかし、いざ話すとなると本当に言葉がでてきません。
おそらく、同じ質問を紙に書いて出されれば紙に書いて答えるということはできるのだと思います。
しかし、口頭ではなかなか出てこないのです。
典型的な受験英語のみに特化した人間なのです。
なので海外旅行へでかけても実際コミュニケーションをとることは大変難しいのです。
しかしそれをできる、しかも翻訳できる人となると本当に心から尊敬しますし、かっこいいなぁ、自分もできたらなぁと思います。
私は早いうちから英語を勉強しておく方がいいという意見に大いに賛成です。
人間は生まれたばかりの時はどの言語にも対応できると言っていたのを聞いたことがあります。
実際父親がアメリカ人のハーフの子は英語がペラペラです。
そういう光景を見ていると、やはり英語というものが小さい頃から溢れている環境に置かれるということはとても大事なことなんだなぁと実感します。
今やグローバルな世界になり、世界中の人々と仕事をしなければならないという場面は必ず出てくると思います。
それが今後なくなる方向にいく可能性は極めて低いと思います。
その際英語は必須であり、あたりまえな条件になると思います。
だから小さいうちから英語をやっておくべきだと私は思います。