義務教育

小学校と中学校の9年間は義務教育となっており、全ての人が教育を受ける権利を有しているので、必然的に学校に行くことになります。
ところが最近は、高校進学率も100%に近い数字であり、実質的には半義務教育化しているのではないでしょうか。

高校は義務教育ではないため、入学や退学は自主性に任せられているはずなのですが、いざ、退学沙汰になると世間は大騒ぎします。
教育放棄とまで言われる始末であり、仕組みを理解出来ていない人が増えていることが嘆かわしいという意見もあります。

無理して高校へ行く必要は無いのですが、世間の目、そして社会の構造からして、高校を挫折することは人生の挫折者かのように言われるところが、納得いかない人も少ないでしょうが、いるはずです。
現実として、高校中退ということでは、まともな職に就くことは非常に厳しいものです。
(専門技術を磨いた精鋭の車検工場)

大学卒業の資格を手にしても、ご存知のように就職難ですから、その難しさは想像に難くないでしょう。
そもそも、パイの拡大することのない正社員というポストに、皆が皆、何も考えずに屯することが異常なのではないでしょうか。

起業という概念が無いのは、全ては教育過程にあり、また、働くことが「雇われること」以外に発想が無いためですね。
そもそも現在の教育過程は、日本が戦後復興のための、一部のエリートによる社会の歯車の養成を目的としてたことに気づかないとダメですね。

義務教育の英語レベルは会話にならない

英語に関心あり。初めは英会話教室に通いました。英会話教室は巷に溢れているので、通える範囲内、予算、先生の質、この3点を吟味しました。しかし、思ったほど上達しなかったので語学留学をしました。

学校(中学・高校)で学ぶ英語と現地で学ぶ英語はかなり違い驚きました。
カナダにホームステイをしたとき、ホームステイ先でa couple of minutsと言われた時、ぽかんとしてしまいました。初めて聞く英語でした。意味は「2分だよ」と言われ、なる程と感心したことを今でも覚えています。

外国人(現地に行けば自分が外国人ですが)と自然に接することができるようになったことは大きな収穫でした。

失敗は、現地ガイドをしていた時ホテルマンにもっときちんとした英語を使いなさい、と叱られたことです。やはり、仕事をするということは国が変わっても敬語をしっかり使えないと恥をかく、痛切に感じました。ビジネスに通用する英語を学ぶにはしっかりと土台をつくり、その上に積み重ねていくことだと思いました。

可能であれば、ぜひ現地へ飛び生で英語を学んでほしいです。
観光で訪れるのと、住むのでは全く違ってきます。又、海外に出てこそ日本の良さが改めて分かる、ということもあります。

仕事で英語を生かすのであれば、それ相応の勉強は必要かと思います。
もちろん、どこにいても本人のやる気次第でいくらでも上を目指すことは可能だと思います。海外で学ぶチャンスがあるのなら、現地の友達を作るのが一番だと思います。せっかく行っても日本人と固まっていては何にもなりません。
積極的に自分から溶け込んでいける人の方が上達は早いと思います。

現地の人と友達になることはなかなか難しいと思いますが、最寄の大学へ足を運び図書館で勉強をするのも一つの手になるかと思います。
ぜひ、頑張ってください。

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