時計
時計やブランド・ジュエリー、ファッション・靴・バッグ。
誰もが好きなアイテムのジャンルですが、時計は高額になればなるほど、時刻を知るための道具ではなく、時計の機能をゆうした宝石と言ってもいいですよね。
具体的なブランドを出してしまうと、ロレックスなんてものは数百万クラスはゴロゴロあるわけで、それはまだ時計なんですよね。
数千万円レベルで、時計の機能が付いた宝石またはアクセサリーというジャンルが適切な気がします。
価格に引いてしまいますよ、一般庶民は。
芸能人が腕時計にお金をかける傾向にあるようですが、「夢を売る商売」というのは芸能人側に都合の良い言葉で、単純にカネにモノを言わせているだけです。
騙されてはいけません。
それでも、コロッと信じてしまう人がいるから、基礎教育というのは本当に大事だなあと思いますね。
いきなり教育の話に繋げてしまいましたが・・。
大体、直接、本人と話し込んだこともないクセに、テレビというメディアを通じて、「人が良い」「誠実だ」なんて人物評価する一般人がいますけど、どれだけアンタ人を見る目があるんだと、そんな風に思います。
芸能人というブランドによって、冷静さを失い、思考回路がマヒさせられているわけですね。
企業がタレントを使ってCMを制作するのは、本質を見れない人がたくさんいるので、芸能人=信頼の証と思い込ませるのです。
パチンコのCMにも芸能人が出てますが、これも企業の信頼性を担保するものです。
秒針の音と私の心の奥に眠るもの
音に関して敏感になってしまうと、その音を耳がずっと拾ってしまうことがある私。
先日、家にアナログの時計が欲しくて、お店に見に行った時のことです。
歴史のありそうな振り子時計やシンプルなまるで学校にも置いてありそうな時計もありました。
その時はすごく楽しく、どれにしようか迷って買い物をしていました。
ふとその時にカチカチ音がする時計を目の前にしました。
私はアナログの時計が好きなのですが、カチカチという音が好きではありません。
自宅にある時計も秒針の音がしないタイプにしてあります。
一度気になるとあの音が頭から消えなくなってしますのです。
そして、自分の生活リズムが時計に支配されているような気がして息苦しくなってしまいます。
その音を聞いた瞬間、お店の中でいろんな時計の秒針の音を私は拾い始めてしまったのです。
楽しい気分が消え、一気に青ざめた表情になっていく私。
そんな私に驚いて主人が「調子が悪いのか?」と心配してくれました。
もうその声が聞こえないほど、私の頭の中は時計の秒針の音でいっぱいになっていました。
やはりあの時計のカチカチは苦手です。
急かされているような気持ちになってしまうのは私だけかもしれませんが、どうしても好きになれないのです。
素敵な時を刻んでいるんだ…と思えればいいのですが、努力してもいろんな音が耳に入ってきます。
結局その日は買えずに自宅に戻りましたが、何か小さいころのトラウマでもあるのかと思ってしまうほどです。
でも、そういえば、私はカギっ子だったので自宅で両親が仕事から帰ってくるのをよくカチカチしている時計を見ながら楽しみに待っている記憶があります。
本当は寂しかったのかな…と思うと、やはりあの音は私の心の奥で寂しさを訴えていたのを思い出させているのかもしれないと思いました。