為替

外国為替とは異なる“通貨同士の交換”のことです。

例えば、日本とアメリカであれば、円とドル、日本とドイツであれば、円とユーロを交換すること。

テレビや新聞でよく言っている「1ドル=○○円」とは、交換する際の比率のこと。

通貨同士の交換のためには、「いくら対いくら」で交換するかという比率が必要になり、れを外国為替相場(為替レート)と言います。
通貨の交換は通常、2つの国の間で行われるので、為替レートも2国間の比率を表示します。
それが1ドル=○○円、1ユーロ=○○円というふうに表示されます 。

郵便為替とは、現金の代りとして発行される証書のことです。
郵便局の窓口で相手に送りたい金額+手数料を支払うと、その場で為替証書が発行されます。

相手が受け取り後、それをもって郵便局の窓口に行くと、現金と引き換えられるというものです。
為替は郵便局の貯金・保険窓口に行って、送りたい金額+手数料を添えて提出すると、その場で発行してくれます。

もうひとつ、普通為替というのがありますが、定額小為替と違って、そのものずばりの目的金額を額面に書いた物を発行してくれますので無駄がありません。

ちなみに、今月から10万円を超える金額を振り出す場合は、運転免許書や健康保険証などの本人確認書類の提示も求められます。
ただ、少し古い情報かもしれませんので、詳しい手続きなどはやはり郵便局で尋ねるのが一番確実でしょうね。

円高と為替

今ではだいぶ落ち着いてきましたが、数年前までの激しい円高傾向は記憶に新しいことでしょう。
おそらく、円高は決して歓迎するものではないと感じていた日本の企業も多かったでしょうがその頃私はとあることについて考えていました。

それは円高によって安く買えるドルを今のうちに買っておくかどうかということでした。
円安の時にドルを買い、円高になってからドルを売れば差額分が儲かるということ、言わば為替そのものです。
結局ドルを買うという決断はしなかったのですが、今現在100円台にまで落ち着いてきている状況を思えばあるいは買ってもよかったのかもしれません。
しかし私がドルを買わなかったのには二つの理由がありました。
それは、いつ円安になるか分からなかったことと、今では一般家庭レベルとすらなったFXの存在です。
特にFXの存在は私にとって大きな歯止めとなりました。
というのもドルを購入するかどうか友人に相談したところ、そういうことをするならばFXをやった方が良いと言われたからです。
単にドルを購入、即ち両替するだけならば手数料が掛かってしまうだけ損だと、FXならばその心配はないというのが理由でした。
しかしFXは結局のところマネーゲームであり、大きく儲かる人もいれば大きく損をする人もいるということ。
流石にそこまで大きなリスクを背負う勇気は私にはなかったのです。
果たしてこの選択が成功だったかどうかは分かりませんが、現状ではわざわざドルを購入するような状況ではなくなったことだけは確かですね。

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