教師の株

学習塾が市民権を得たのはいつの頃からだろうか。
受験戦争といわれる時代があったが、昔も今も、受験に対する加熱ぶりは凄まじいものがある。

親の期待を一身に受けている子もいるだろう。

かつては公教育からライバル視され厄介者のように扱われていた学習塾。
そのうち無視できない勢力となり、今では学校の先生からも一目置かれる存在となっている。

さらに、80年代後半からは、集結して権利を勝ち取る動きも出て、いまや教育界で絶大な発言権を得るにいたっている。
やはり、ビジネスとして捕らえお客様目線でサービスを工夫し提供することに、公的機関の発想では太刀打ちできないのではないか。

公立学校の運営を民間企業に委託するほうが成果が上がるのではないかとも思う。
学級崩壊ならぬ学校崩壊が起こってもおかしくないのが、公立学校の環境ではなかろうか。
世間を知らずに、お上からの指導要綱を現場に落とし込むだけの教師が増えてきているからこそ、問題も起こる。

無能教師は鍛えなおす、という研修制度があるようだが、今更、ぬるい研修をしたところで能力が発揮できる可能性はゼロに近いのではないかと思う。
民間企業で徹底的に、世の中の仕組みの一部を叩き込む方が、何が社会で役に立つのかが実感出来るはずだ。

社会を知らずに、子どもに何を教えるというのか。
とは言え、学歴自慢は、大人になってからは見っともないだけ、ということを親は気付いているだろうか。

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