コレクション

私の実家の父は昔から盆栽が趣味です。
長年集めてきた盆栽は数知れずですが、人に褒められるとなんでもあげてしまう気前の良い性格ですので、いつも入れ替わりがあります。

それでもお気に入りの盆栽は手放せないようで、大切に育てています。

先月、長男と次男を連れて実家に遊びに行った時のことです。
小学生の二人が、父の盆栽に興味を示しました。

二人ともプラモデルが大好きなので、似たような世界感を盆栽で発見したのです。
「小人の世界みたいで面白い」と言って、次男はガチャガチャの人形を盆栽に盛りはじめました。
盆栽の枝に次々にキャラクターたちが登場し、クリスマスツリーのようなにぎやかさです。

父はとても嬉しそうで、終始笑顔です。
帰り際には盆栽を一人ずつにくれました。

孫との共通の趣味を持てたと喜んでいるのですが、子どもの興味は移り気ですから、おじいちゃんがショックを受けない程度まで興味を持続させて欲しいです。

どのぐらいの価値のある盆栽なのかは知りませんが、気安く与えられる程度のモノなのかなと、勝手に解釈して大事に持って帰りました。
が、車での移動なので、道中の揺れによる盆栽の散らばりにヒヤヒヤです。

子ども達も察したのか、それぞれ手に抱え込んでいました。
どんだけ大事なんだよ、とひとり心の中で突っ込みながら帰宅の途についたわけです。
遊んでいる様子をムービーに納めて、それを見せようと思います。

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