就職活動での企業アプローチのノウハウを学ぶ

商工会議所では、今年も大学生を対象に「仕事を考える」セミナーを開催しました。
就職戦線を勝ち抜くためのノウハウやマナー、各有名企業が求める人材など様々な情報提供を行い、 大学生の就職支援を行うことが目的です。

セミナー内容は、講師の話の後にすでに社会で活躍している若い社員の体験談が聞ける講座と就職活動を乗り切るためのノウハウを学ぶ講座の2つを設けています。
どちらのコースも事前申込みが必要なのですが、先月も今月もすでに定員に達しています。

ワークやディスカッションも取り入れているので、学生同士の情報交換の場としても活用できるようです。
企業へのアプローチ方法や、模擬面接体験など、多彩なプログラムを準備し、来月以降も継続して開催されます。

ウェブサイトからの説明会申し込みの数が前年に比較して大幅に向上していることから、アクセス解析によるサイト改善効果も出ているのでしょう。

参加者の学生は、確かに真面目ではあるのですが、真面目過ぎる傾向もあります。
つまりは言われたことは忠実に守るけれども、それ以上のことはやらない、やれないというところが大きく作用していますね。

相手が何を求めているのかという洞察力にも駆け気味です。
どうか学生時代の4年間で、観察力や推察力を養ってほしいものです。
もっと広い視野で物事を見る習慣付けも大事ですね。

趣味の話になると饒舌になるのは悪い事ではありませんので、それと同じぐらい、自ら行動を起こすことも重要です。

好きで転職ばかりしてた訳じゃない

私は転職がちな人間です。
短大を卒業して30歳直前までは、正社員雇用で4つの会社で働いていました。
30歳までは好きで転職していた訳ではありません。

短大卒業後、最初に働いた会社は販売系の仕事で、職務内容に特に不満は無かったのですが、職業柄休日はシフト制で、土日は当然出勤。連休はほぼ無し。
友人のほとんどが土日休みの仕事に就いていたので、お金は貯まるけど、休日がつまらなくて辞めました。
土日休みの仕事に就きたいので、それを希望のメインとして就職活動し、念願の事務職に就くことが出来ました。

次の会社は、地元企業で全国規模の会社でしたので、給与・賞与何一つ不満は無く、長く勤めようかと思ったのですが、俗に言う『お局』と呼ばれる人に攻撃され、2年半で辞めました。

その次は、金融系の会社でした。
職業柄あまり良いイメージの会社では無かったけれど、働く上で、私の条件に合っていればそれでいいかなと思い、順調に勤めていたのですが、就職してこれまた2年半後、財務局から営業許可が降りなくなり、会社は倒産。
また就職活動する羽目になってしまいました。

そして最後はウィークリーマンションを経営している会社の事務。
事務と言っても、ほぼ個人経営の小さい会社でしたので、チェックイン作業から買い物まで、何から何までやらされました。
24時間なので、3交代制で従業員が私を含めて、女子社員5名でした。
私が一番年上で他の子はまだ二十歳そこらなので、常識も無い子が多く、一からまとめて行くのは大変でした。
結局その子たちが、そこそこ働けるようになった頃、私は29歳を迎えました。
そして何の前触れもなく、大きなミスをした訳でもないのに、突然のリストラに遭いました。
今考えてみれば、労働者の味方になってくれる機関に申し立てすれば良かったのかもしれませんが、私自身その会社のやり方に不満は持っていたので、辞めることになって良かったのかな。
風の噂で、他の子たちも全員時期をずらして、一方的に解雇になったと聞きました。
結局は個人経営者のワンマンに振り回されたって事でしたね。

この過去の事があってからは、正社員になったからと言って、会社は社員を守ってはくれないと思い、正社員という雇用形態にはこだらわずに、どんな仕事でもやって行こうと決意したのです。

老いも若きもテレワーク?

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