生きるために働く
どうしたら景気がよくなるだろうかと、いつも考えている。
自分が儲けることよりも、全体が豊かになる方法ばかりを途方もなく考えている。
そんなことをこうして堂々と公言する私は、別に良い人になりたいわけでもなく、出来た人間だと評価されるつもりもないのだ。
単にこの国の全体が活気づいて、人が挑戦をするゆとりや、チャンスを掴めるきっかけがそこらにゴロゴロ転がるようになってくれないと、自分が夢を叶えられないからである。
私の夢は才能もないくせにエンターテイメントで自分の生計を立てることなのだが、娯楽や楽しみにお金をかけることを渋ってケチる傾向にある不況の世の中では、この夢は到底叶えられそうにない。
くだらないことにも、好奇心で人がお金を使ってくれるような余裕しゃくしゃくの環境が必要だ。だからその環境を作るために私は今、販売促進事業に携わる仕事をしている。
自分のために、お金を回して経済を回す歯車のひとつになって働いている。
生きるために働いている。
とすると、一従業員としでではなく、経営者となった方がより経済に貢献する度合も大きい事に気付いた。
これからは起業を目指す。
いや、目指すは希望のレベルだから「起業する」という目標に向かわなくてはならない。
更には具体的な年商を書き出して、何をやらねばならないかを逆算していくことになる。
これが経営者の考え方。
作業から積み上げるのは、雇われ脳に染まっている証拠。
究極の選択
「仕事と私どっちが大切なの?」
彼女が最近ずっと言ってくるこの言葉…
究極の選択なんて良く言うけど、究極でも何でもない大切なのは彼女だ。
でも大切に思う彼女と過ごす為には仕事をして稼がないといけない。
そんな事は彼女だって十分理解しているはずなのに、最近本当に仕事への嫉妬が激し過ぎる。
まぁそういう所も可愛いんだけどね!
つい最近結婚した先輩に「仕事と私どっちが大切とかって言われた事ありますか?」って聞いたら、やっぱり何度もあるって言ってた。
「ウチの会社に勤めてる奴は何度だって通る道だよ」って。
先輩はどんな風にそれを潜りぬけてきたのか聞いたら「比べるものじゃない」と何度も言ったらしい「お前は?」と聞かれて正直に答えると「え?お前って彼女の為だけに仕事しんの?」と言われてしまった。
そう言われるとそうではない。
変な話、今の彼女と別れたとしても今の仕事は続けるだろうからなぁ。
休みだと思ってた日が急に出勤とかになってしまう時が多い仕事だけど、やり甲斐は十分あるし、今の会社で業界の事を沢山勉強して、やがては独立して起業する事も視野に入れているはずなのに…彼女の前だと「お前との時間の為」とかって…我ながら血迷った事言ってたなぁ~と気付かされた。
俺にとって仕事はやっぱりなくてはならないもの。
仕事を軸にして1日のリズムが出来上がってるもんなって思ったけど、さっきまた彼女に「仕事と私…」っていう質問されたんだけど食い気味で「お前」って答えてしまった。
いつか「比べるものじゃない」って言ってやるぞ!