問題解決という問題
社会の状況は刻々と変わるので、企業等の組織が変えなければならない部分というのは常に何かあるのだと思いますが、問題を先送りにして手付かずになってしまう所がどこにでもあるのだと思います。
他所の事は解りませんし、もし自分が所属している組織に何か放置されていたり欠けているような所があるとしても、それを問題と思うか、その問題をどうするか、誰がどうするかを決める権限は上の立場にいる人達にあるので、下の者は口を出さない、手を出さない、そして仕事は利益優先ですので、その問題解決にお金と時間を掛けるのは後回しにしがちです。
問題に感じながらも後回しになる事があるとしたら、面倒な事、どうしたら良いか解らない事、方法は判っているけど時間が掛かる事、お金が無いのに問題解決には逆にお金と時間が掛かりそうである事、です。
という事は、問題は最初から問題だったのです。
どうしたら良いのでしょう?
仕事の流れに差し支えてはいけないので利益の為の仕事と問題解決を同時進行しなければいけないのです。
少人数での場合は、時間配分を決めて同時進行しないといけないし、大人数がいる企業の場合は役割分担で同時進行すれば良いのでしょう。
常に状況を把握して計画の見直しをしながら時間配分したり役割分担しながら、営業と問題解決を進める事が必要なようです。
社会の厳しさと優しさを思い知った日
仕事で大きな失敗をしてしまった。
失敗に大きいも小さいもないかもしれないけど、本当に取り返しのつかない事をしてしまってかなり落ち込んでいた。
自分の失敗が発覚したのが朝一の事だった。
その失敗をカバーする様にみんなが黙々と作業してくれた1日。
自分も精一杯やれるだけの事をやりながら…みんなに迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり頑張ろうって気持ちより辞めてしまいたいって気持ちが大きくなってしまった。
ネガティブな考えって仕事面にすぐ影響が出てしまうものですね。
また失敗をしてしまい、先輩に「もういいから休んどけ!」と言われてしまいました。
15時頃に問題解決し先輩が「みんな定時に帰れるぞぉ」なんて言う声が聞こえた。
申し訳ないと思って皆さんの席まで謝りに回ると「休んどけ!」と言った先輩が「お前にそんな事させる為に俺らは頑張ったんじゃない。お前にこれからもこの会社で頑張りたいって思ってもらう為にやったんだ」と言ってくれました。
これまで人前で泣いた事なんて1度もないけど、その時はおもいっきり遠慮なく泣かせてもらいました。
この会社に就職出来てよかったと心の底から思ったし、これからもっと頑張って恩返ししていかなきゃなぁって思う事が出来ました。
「仕事で得るものはお金だけじゃない」なんて言葉。
偽善者っぽくって嫌だったけど本当に仕事でお金以外の何か大きい物を掴んだ気分になる事もあるんだなぁと思いました。