我が家のアートギャラリー

うちのキッチンの1面の壁にはたくさんの絵画を飾っています。
それ以外のどの部屋の壁にも絵や写真など飾っていないので、うちではキッチンが唯一の「ギャラリー」となっています。

そこに飾ってあるのは、旅行したときに買ったポストカード、フリーマーケットで買った無名アーティストの作品、雑誌からの切り抜き、本物のギャラリーで買った絵画、自分で描いた絵など、少しずつ買い集めた大小さまざまの額です。

フリーマーケットで買った作品に記されているサインをインターネットで調べてみたら、少しは知られたアーティストで、ネットやアートギャラリーなどでは私たちが購入した額の5倍以上の値段がしていた、なんてこともありました。

壁にはまだ余白があるので、これからもさらに少しずつコレクションを増やしていきたいと思っています。

最近思うのは、小さな個展が想像以上に各地で開催されていることで、アーティストは食えないというイメージは、間違った常識名のではなかろうかと考え始めました。
同時に芸術に親しむ習慣が、相対的に多くの人が身に付け始めたのかなとも思います。

芸術と一言で言っても、ジャンルは様々ですから、好きなものは個人でバラバラでしょうけれども、日常的に芸術を嗜む生活は、もしかすると格好いいのではないかとも思いはじめました。
ゆとりある暮らしを体現出来そうですね。

そんな余裕は無いという人ほど、実は気持ちに余裕が無いだけで、時間的な余裕は対して変わりはないのです。

コレクター

世の中にはコレクターと呼ばれる愛好家の方々がいるのをご存知でしょう。
彼らの趣味は特定のアイテムを集めることであり、そのコレクションされるアイテムは実に様々な種類のものが存在しています。

有名なところだと絵画や切手など芸術に関係するものも少なくありません。
また最近ではアニメなどのフィギュアなどのグッズを集めているような方々も多く、最近では種類を問わなければコレクターの数は増えているのは間違いないでしょう。
そのアイテムの中身にこそ差はあれどいずれの場合にも共通して言えるのは、コレクターとはよりマニアックな趣味であることがほとんどです。

そしてまたコレクターに共通して言えるのは集めたアイテムたちが場所を取ってしまうという事です。
切手などの小さなものならば問題ないのですが、そうでないものも多く集めれば集めるほどスペースが必要となってしまうというわけです。
しかしよほどの量でもない限り、本人がきちんと管理整頓出来ているならば問題ないことであるのは言うまでもないでしょう。

問題なのはコレクター当人が不慮の事故や病気などで亡くなってしまった場合です。
集めている本人にとってはお宝であっても家族に取ってみればただのゴミですらある場合も少なくありません。
大抵の場合、似た趣味のコレクターは他にもいるのでネットオークションなどで売ればそれなりの価値があったりもするのですが。

故人にとっても捨てられるよりかは同好の士の元に譲られた方が本望でしょう。
集めてる本人に処分の仕方を考えろ、というのは無粋かもしれませんがもしものことを考えて家族にその価値を教えておくのは悪くないかもしれません。

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