ギャラリーの外からアート鑑賞
うちの周辺には小さなアートギャラリーがいくつもあります。
ちょっとだけ興味があるのですが、とある事が気になって突撃出来ずにいるのです。
そういうギャラリーでは、単に作品を展示しているだけでなく、販売している(らしい)のですが、面白そうな作品展をしていても、私は買うつもりもお金もないので足を踏み入れにくく、まだどこにも入ったことはありません。
そういうギャラリーにはただ、アートを鑑賞するだけの目的で入っても全然構わないのでしょうか。
たぶん、構わないのだろうとは思いますが、大抵どこのギャラリーでも室内はひっそりとしていて、そこで働いている人以外は誰もいなく、とても入りにくい雰囲気があるんですよね。
なので、いまはまだ、ギャラリーの横を通る度に、窓を通して外からアート鑑賞をするだけにとどまっています。
買い物に行った時に、店員がこちらをジーッと見ていると物色し難い雰囲気、あの雰囲気が足を別の方向に向かわせるんですよね。
買わないように仕向けているのでしょうか?
実はそろそろ結婚するので、新居にひとつだけでも絵を飾りたいなと思っているのです。
そんな動機があって、いろいろと見てみたいのですが、ギャラリーも門前払いの雰囲気を出さなくてもいいでしょうに。
こうやって見込み客が逃げていくのですね。
ともかく入口が不気味だったり、中が見えなかったりすると、かなり集客力に影響します。
新婚または婚約中のカップルのために、オープンな感じを演出して欲しいところです。
ギャラリーでの雰囲気
手作りの器をしみじみ見つめたり、街中で行われているギャラリーにフラッと立ち寄るような素朴な男が好きな私。
一方、高校からの友達は派手な身なりでステレオタイプな「セレブ男」が好き。
その友達は男好きで合コン大好き。
ステレオタイプの男はいかにもな合コンをしたがる。
私はしみじみしたタイプの無理矢理来た男の人と隅っこで焼酎をすすっているのが好きだ。
しかし、残念なことに「しみじみ君」と深い仲になったことがない。
真逆の「日サロ男」系に好かれてしまい、いつのまにか席替えさせられてしまう。
水割りの米焼酎を飲んでいたのに、「シャンパン開けちゃわない?」という日サロ男の提案で、どっしりとした焼酎の器からシャンパングラスに持ち帰る羽目になる。
会計の大半をこの日サロ男が持つっぽい雰囲気なので、だれも逆らえない。
それまで「しみじみ君」と漬け物の話とかしていたのに、日サロ男が香港に行ってきた話を永延と聞かされる。
カジノがどうこう言っているが、耳の奥には入ってこない。
そうこうしているうちに、日サロ男にお似合いの派手な身なりのあの友達が「しみじみ君」と携帯電話を近づけているのが見える。
え?、漬け物のはなししてたのに?、と私は大変ションボリする。
こんなことがもう何十回とあったが、男と女のカップリングは雰囲気が全く違うタイプがくっつく傾向にあるということが分かった。
派手な身なりの女友達も昔日サロに行っていたが、なぜかしみじみ君に好かれる。
香港自慢のような派手な男と合いそうなのに、その男はしみじみした私に言い寄ってくる。
うーん、不思議なものだ。